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今更「ローザンヌ国際バレエ・コンクール」

あまりに忙しくて見られなかった「ローザンヌ国際バレエ・コンクール」の放送(ビデオ)を見ました。

マルティネス君…ダントツでしたね。
現POBのジョゼ以来の感動(彼、ローザンヌに出てましたっけ???)。
スペインは優秀なダンサーを排出する国だと実感しました。
しかも15歳とは!驚きでした。
いったい誰が先生なのだろうか?…と注目中です。

一足早く見たバレエ仲間から「今年はコンテはまだしも、クラシックはどーかと思う子ばかりだよ」と聞かされてはいましたが、…確かに本当だと思いました。
クラシック技術を習得していたのが、マルティネス君と、高田茜サンだけだとは!

クラシックはバレエの原点なので、これができないとただの「現代ダンス」になってしまうのですが…。
やはり現代の子にとって、クラシックは「面白くない」んだなあと思いました。
音楽でも、『のだめカンタービレ』がなければクラシック音楽が見向きもされなかったように、何かのきっかけがないとクラシック・バレエは廃れていく運命なのかと思いました。

  でも、私はクラシック・バレエが好きだ!!!

…と、大声で言っておこう。
確かにワガノワ・メソッドが20世紀に確立されたものであったり、バレエはその歴史も成長過程ではありますが、「クラシック」は重要だと思います。
プティパ作品を、現代ダンサーで完璧に踊れる人は何人いますか?
今回のコンクールでさえ、「完璧」にはほど遠いキトリを見せていただきましたが、そのままで良いのですか?
「過去」になるほど、踊り込まれていたとはとうてい見えませんでした。

さて。
今回の「目玉」である、コンテのノイマイヤー作品群ですが、私は大いに意義があったと思いました。
ノイマイヤー作品は「内面」が面に表されないと全く面白くない作品です(…偉そうに決めつける…m(_ _)m)
中でも、女性では『シンデレラ』、男性では『ニジンスキー』が評価の別れる作品ではなかったかと思いました。
双方とも「内面の葛藤」がテーマの作品で、プロ・ダンサーであっても(当バレエ団のダンサーであっても)力量で評価が別れる作品であったと思いました。
ある意味、他の作品よりこの2作品を選んだダンサーを褒めたいです。
よほどのチャレンジャーですよ。
彼らのチャレンジャー精神に敬意を払いたいです。
また、このコ難しい作品を課題にしたノイマイヤー氏も尊敬。
多分…ダンサー自身が選ばないか、凄い才能のダンサーが出てくるか…チャレンジだったのではないかと思いました。

日本での解説である大原氏は、非常に注文が多く、私は「好き」でした。
こういう芸事は「なあなあ」にすればいくらでも角が立たないようにできるのですが、子どもの将来を考え、悪いところをズバリと指摘する点は素晴らしかったと思います。
プロを目指す子にとって、時間は限られているのです。
指摘を先延ばしにして、何の特になるものかと、私は思います。
以前、解説をしていたクロード・ベッシーのことを「苦言ばかり」と評価する方もいれば、私のように「悪い点は悪いと言って伸びなければその子の実力」と捕らえる方もいるというわけです。

まあ、指摘されて素直に受け容れられない、事象を分析できないヤツはどの分野でも成功しないと私は思いますが…。

プロ(社会)は辛いのです…。

ローザンヌから話題が離れかけているので、修正。
来年はどんな才能が出てくるのかなぁ。
クマテツ以来の才能のほとばしりを期待してます♪


本日は、レッスン帰りに、またまた飲んだくれてきた古林デシタ。
(今、お酔っぱらい中…smile

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