Kバレエカンパニー公演『ラ・バヤデール』
さて、同公演。
久々のKバレエ公演。多分、2年ぶりかなあ。クマテツ版『ラ・バヤデール』初演というのと、宮尾俊太郎ってそーいや一度も主演で見てないなと思ってチケット取りました。
1ヶ月前なのに、1Fの後方ど真ん中が取れましたね。初演なのに。
まぁ、その後、クマテツも主演に参戦したからね。そちらは大人気だったらしいですね。
ストーリーはこんな感じです。
インドの有名戦士・ソロルは、寺院の巫女・ニキヤと恋人同士。
そこへ横恋慕をしたのが生臭さ坊主・大僧正。が、あっけなくニキヤ拒絶される。
他方、ソロルにラジャの娘・ガムザッティとの縁談話が起こる。
ソロルはニキヤとの愛のために断ろうとするが、ガムザッティの美貌に魅入られ、結婚を承諾。
そこへラジャに招かれた大僧正が、ソロルの女関係をラジャに暴露するが、ラジャは「女を殺してしまえ!」と決意してしまう。
ガムザッティはニキヤに直接会い、ソロルを諦めようとさせるが、逆上したニキヤはガムザッティに刃を向けてしまう。
誇りを傷つけられたガムザッティもまた、ニキヤへの復讐を誓う。
婚約式。
ソロルは悩みを抱えつつも、ガムザッティとラジャの富と栄誉に目が眩み、式を迎える。
そこへ祝いの踊りを捧げるため現れたニキヤ。
ニキヤの苦悩(煩悩)のソロ。
しかし、ラジャが渡した花籠をソロルから受け取ると、喜びの踊りを捧げる。
その花籠から毒蛇が飛び出し、ニキヤを襲う。
毒が回り悶絶するニキヤの前で、ガムザッティはソロルに手を差し出す。手を取るソロル。
ニキヤは絶望し、解毒剤を受け取らず絶命する。
…ここまでが1幕。長い、70分もあるー!
物語は同じですね。
でも、壷の踊りがありません。
2幕。
恋人を失い虚ろなソロル。
友人が忘れさせるために、麻薬を勧める(笑)
夢うつつの中で、ソロルはニキヤに会い、愛を確かめる。
影の王国が終わると、結婚式のために寺院に現れたラジャ、ガムザッティ、大僧正は、ソロルが死んでいることに気付く。
動揺する一同。
世界も鳴動し、地震によって寺院は崩壊。
ガムザッティを除き、下敷きになって絶命。
そこへ、仏陀が現れ、総てを浄化するように舞う。
すると、蒼天の果てで、ニキヤとソロルは結ばれるのであった。
おっつーです。
長い説明で済みません。こんな感じです。
2幕が凄いですね。
是非、一度、見るべき!!
セットも素晴らしいです!
全体的に、男性パートが凄く強化され、スタイリッシュになってます。
お気に入りは、ラジャの館の冒頭、チェスの場面です。
インド人は頭がいいからね。盤面はきっと倍だろう(笑)
女性パートは、従来の振付とほとんど変わってないです。
3人の精霊の踊り順は、ヌレエフ版と同じでした。
宮尾さんは、ノーブルなソロルでした。
化粧がクマテツ風メイクで…。アンタダレ?
厚地クンみたいに薄塗りの方がいいんじゃない?
ジュテで上体が保てるともっと綺麗見えるのになぁ。
次回、期待ね♪
佐々部さんのニキヤはもうちょっと初めから大きく踊れればいいのにな。後半の影の王国は良かった!
浅川さんのガムザッティは強くて高慢で良かった!
やっぱり、ニキヤよりガムザッティの方が踊って楽しいんだろうなと思いました(^O^)
音楽の編曲も楽しめ、久々に『ラ・バヤ』の醍醐味を味わいました!
また、再演時にはいこうかなぁ!(^^)!
すっげー楽しかったので、その後、新宿に移動して一人飲みした挙げ句、デパ地下でケーキ買ってほろ酔いねーさんしてしまいました!
うひゃー、人生って、楽しーや(^O^)/
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