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Noism公演 劇的舞踊vol.3『ラ・バヤデール 幻の国』(7/3)@KAAT

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↑神奈川芸術劇場(KAAT)

DOIがあるから…とかぬかしてたくせして、結局、行った!
今日の予定もぱんぱんなのに行った!

行って良かったです。
面白かったです!
特に影の王国が秀逸。

※詳細は後日〜♪

↓7/5追記

《 配 役 》


演出:金森穣
脚本:平田オリザ
振付:Noism
音楽:L・ミンクス、笠松泰洋

〇カリオン族
ミラン:井関佐和子
ヨンファ:梶田瑠以


〇メンガイ族
バートル:中川賢
アルダル:チェン・リンイ
兵士:リン・シーピン

〇マランシュ族
フイシェン(役者):たきいみき
ポーヤン:石原悠子

〇馬賊
タイラン:吉﨑裕哉
シンニー:池ヶ谷奏

〇オロル族
ガルシン(役者):奥野晃士

〇ヤンパオ族
ムラカミ(役者):貴島豪
看護婦:石原悠子

まず、言っておきたいのは。「これは『精霊の守り人』シリーズのパクリじゃありません」ということです。
訳のわからない民族の名前が並んでいますが、ファンタジーをもじったものでもありません。
簡単に言うと、「幻の五族共和帝国」を舞台にした物語・・・という設定です。
ええ、意図的に生臭い設定にされた物語なのです。

配役に(役者)と補足で入れた3人のみにセリフがあり、その3人が実質「生臭い設定」をセリフで説明してゆきます。


物語としては、


五族共和の国として突如現れたマランシュ族皇帝をいただく国(セリフでは傀儡政権)には、様々な民族がいて、従う民族、反発する民族、流れ者として来た民族、共和国なのに差別にあえぐ民族などがいる。
その中で、メンガイ族元貴族バートルは、カリオン族の娘・踊り子ミランと愛し合っている。
しかし、民族の融和を図るため、皇帝は自分の娘・ヨンファをバートルと結婚させようとする。
民族のためバートルは承知する。
一方、亡命してきた僧侶・ガルシンは、ミランに懸想するが拒絶された。
そして婚約式の日、ミランは衆目の面前で、毒蛇にかまれて絶命する。
(明らかに陰謀である)


悲しみを紛らすためにアヘンに手を出したバートル。
夢の中で、バートルはミランに再開する。
手を伸ばしてもすり抜ける幻影。


やがて目覚めたバートルは、ヨンファとの結婚式に臨む。
アヘンの作用なのか、ミランの姿が幻影として見える。
結婚式の最中、空襲警報が鳴り響く。
「中立条約が破棄され、隣国が軍事進攻をしてきた」と。
帝国は崩壊した。


こんな感じでした。




んんんー。


舞踊は凄く素敵だった。
特に第二幕の「影の王国」は、バレエが傾斜舞台を使った横へのアラベスクで広がりを見せながら展開していくのに対し、こちらは、奥から一列に並んだ精霊が横へ飛び出し、戻りを繰り返しながら出て来る。
上階の席からだったせいか、照明作られたまっすぐなライン上に精霊が、ひょいひょいと舞い、凄く幻想的。
また、ミランは初めは全くバートルに触らせようとしない。
するりとかわす。
それがバートルの悪夢を体現しているようでした。

ここだけは、何回も見てみたいシーン。



んんんー。


でもね、今回思ったのは「言葉ってつええな」ということ。
俳優さんたちの言葉に物語が引きずられる。
テーマは「愛」じゃない。「愛なんて、芥子粒ほどのもの」


果たしてこれが良かったのか?
むしろ言葉があるから争いの根も深いんじゃね?
演劇ってそういうものだから仕方ないか。
脚本の平田オリザさんの思うものですからね。





ダンサーさんたちはお疲れさまでした。
バートルの中川さんは、かつての金森さんを彷彿させるダンサーでした。
井関さんは優香似の方でした。背中が歌うダンサーで、見とれた。
ポーヤン(ボーヤンではない…)の石原さんは、俳優さんと一番からみがあったのですが、個性的なこの役を無言劇的にマイムでうまく演じていて素晴らしかった。
舞台が引き締まりました。



そんなこんなで。


実は、Noismを見たのはこれが初めての古林ですが、「そこらへんの出来の悪い外タレ公演を見るくらいならこっちを観なさい!」とえっへんとお勧めしようと思います。

今度は純粋にダンスだけで見たいわ~note






KAATに初めていったので、備忘録的に。
東京芸術劇場みたいな建物ですね。大丈夫か。
しかも中は急傾斜なので、2階席はお勧めしません。
(新国立の3階くらいの高さで、奥行きがない客席です)










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