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青年・少年誌にバレエ漫画掲載の時代がやってきた!

最近はフィギュアスケートのことばかり書いてますが…。

本来はバレエ・ファンなので、少しはバレエのことも書かないとね。
(とりあえず、月末のオータム・クラシックまでは、ゆづのことはそっとしておこう)


さて。
最近は、バレエ漫画…といえば、何故か「青年・少年誌」に掲載というパターンが増えてます。
勿論、少女誌や女性誌にも無いわけではありませんが、元気の良い作品は青年・少年誌かなと思います。
どういう訳なんでしょうね?
バレエって女の子のだけものでは無くなりつつあるのでしょうか?
それとも女性読者を呼び込むためでしょうか?
勿論、青年・少年誌なので、色々誇張もあったりして楽しいです!
基本的に単行本でしか追っていませんが、この2作品は読んでます。



〇その1 
絢爛たるグランドセーヌ(既刊6巻) 
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Cuvie/著 秋田書店/刊  チャンピオンRED連載中
画像はamazonさんからお借りしています
あらすじ:隣に住んでいる梨沙お姉さんの華麗な舞台(発表会)を見て、バレエを始めた主人公・有谷奏(ありや かなで)。
やがて、中学生になった奏は、バレエの現実の中で、将来はプロのダンサーを目指すことを決意する。
そのためには、どうしたら良いか・・・奏は自分で考え、着実に歩みを進めて行く。


現実的な作品だと思います。
歴史書を得意とする秋田書店さんですから、掲載作品も手堅い作風なのかもしれません。



Cuvie先生の絵も、すっごく綺麗です。
小さい子と大人の骨格差、筋肉差を捉えて描いている気がします。
衣装やレオタードのしわの差もよく出ていると思います。
特にトゥシューズの描き方は、とてもリアルです。
うんうん、履きたてのトゥシューズは底が真っ直ぐですよね。こなれてくると、少しずつ足の形になって…。
もしかして、この形ってチャコットのトゥシューズかな…とか。
絵が綺麗なものですから、妄想がストップしません。(こらこら…coldsweats01
さすが、作者さんがバレエをやっていただけありますよね。


主人公・奏は、どちらかと言うと、男の子みたいな性格です。
そういえば、周囲も男らしい女子が多いかも…。
女子バレエは、もっとドロドロ~な側面もありますが、少年誌に掲載するためか、からっと仕上げている感じがします。
ドロドロ~と言っても、別に「トゥシューズの中に画びょうが!」なんてことではなく、「人間ですから」的なお話もあるんですよ。
完全無欠な人間なんていませんから。


奏でのからっとした性格は、今後、「海外留学」につながっていく展開なのかなぁと想像しています。
日本にいる時でさえからっとしている奏が、海外で英語を喋るともっとからっとするかもしれませんねぇ。


6巻では、アメリカ・ユース・グランプリに挑戦中です。
アメリカでの本選が叶ったら、いよいよ海外のライバルともご対面?
奏はヨーロッパに向かうのか、欧州に向かうのか?それも楽しみです♪




〇その2
ダンス★ダンス★ダンスール(既刊3巻)
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ジョージ朝倉/著 小学館/刊 週刊ビックコミックスピリッツ連載中
画像はamazonさんからお借りしています
あらすじ:小さい頃から憧れた「バレエ」。けれど「男らしく」生きるために、武道に取り組み、バレエへの情熱は記憶の底に沈めた主人公・村尾潤平(むらお じゅんぺい)。
運動神経抜群の中学生になった潤平は、クラスメイトの五代都から「バレエの天才!」と、バレエへ猛烈な勧誘にあう。
拒みながらも、少しずつバレエに向き合い始め、ある時に全てを賭ける決意をする。
強烈なライバル登場もあり、これからが楽しみな作品。



青年誌らしく、ちょっと誇張もありで楽しいです。



主人公が「中学生の男の子」というのが新鮮。
前述の「絢爛…」も、また少し前では「昴」も、女性ダンサーが主人公でしたから。
「中学生からでのバレエでは遅い!」という枠づけも、さもありなんとも言えるし、だからどうするんだろうという魅力になっていると思います。
もっとも、体型がバレエ向き…という必須アイテムは、主人公特権で身に着けています。
作品の中で、男性バレエ教師から「この足!(←綺麗な足だから)」と評されるのは、男性読者はどう思うんだろう?賛同するのかな?…とか思いますが。
まあ、その辺は「身体ヲタク」ってことで解決なのかも。(まあ、ダンサーはそんな目線でしか身体を見てないよね(笑))



ジョージ朝倉先生の身体の絵は、個人的には好きですね。

何たって、あの「筋ばった」感じ…確かにダンサーの筋肉って綺麗ですから、筋肉を描きたくなりますよね。



あとね、男性ダンサーのもっこりくん…これも結構リアルに描いてくださってます。
うん、無いと変だよね。男の子だもんね。
他のスポーツでもプロテクタとかありますが、バレエのサポーターも結構厚いらしい…。(と、要らない情報を入れてみる…coldsweats01


さて、3巻のラストでは、ピルエット対決をすることになった潤平…という場面が出てきます。
『海賊』のアリで勝負。グラン・パ・ド・ドゥのバージョンですね。


1人目の男の子は、途中ダブルを入れてのフェッテ・アントゥールナン(正しくは、グラン・フェッテ・ロン・ドゥ・ジャンブ・アン・トゥールナンというらしい。長いよね…sweat02)。
ラストは5回転(ちょっとヨレ)で、迫力あるフィニッシュ。
潤平は、ここで、絵で見る限りは右足軸のア・ラ・セゴンドでのピルエット(=グランド・ピルエット・ア・ラ・セゴンド)で回っているんだと思います。
夏姫ちゃんというキャラクターが「グランド・ピルエット」と言っていたので、そうなのかな思いました。違っていたらごめんなさいsweat01
潤平は、最後まで1回転で回って綺麗にフィニッシュ。
しかし、喝采を受けたのは、前の男の子の方。


おそらくここは「回れば良いってもんじゃナイヨ」的なお話なのだろうけど、
バレエヲタクとしては、
1)普通は左足軸で回るものを、わざわざ右足軸にする難しさ。
⇒大抵はどちらかの軸の方が回りやすい。ただし、敢えて軸足でない方で回ると、癖がないので綺麗に回れる場合もある。(潤平は基礎を矯正中なので)
2)ア・ラ・セゴンドのまま回るのは、軸が取り辛く難しい。
⇒フェッテ自体も一回ア・ラ・セゴンドに足を開きますが、そこから足を回して(フェッテ=鞭で打つ)して、回るエネルギーに変えています。
ア・ラ・セゴンドの姿勢を取り続けているのは、普通でも至難ですが、それで回るのはもっと難しい。


 
「はー、わかっていらっしゃるぅ~!」と思いながら読みました。
4巻は12/12発売。
奇しくも古林の誕生日だ!
アマゾンに予約しておこうかな。



まとまりませんが。

「絢爛たる…」は、ロイヤル・バレエのダンサーが出来ますが、演目を見てると英国ロイヤル・バレエっぽいですね。
だからバレエ・メソッドはRADを念頭に置いているのかなと思います。
「ダンス…」は、ロシア・バレエかなと思われるので、ワガノワ・メソッドなのだろうと思われます。(ボリショイじゃなさそうだhappy01
古林は、パッと見で両者の区別がつくかと言われたら見分けはつきません。だからどちらでも楽しめますけど。
ええ、そんな深読みもできるような作品が出てきたことが、それが青年・少年誌に掲載されていることが、ただただ嬉しいだけですnote



バレエ・ファンが一人でも増えますように!
是非、今、見てもらいたいダンサーがたくさんいますよ。
劇場においでませhappy02


今日は、久々にバレエ漫画の感想が書けて、楽しかったデス!!!


ちょいヲタク目線で済みませんでしたsweat01


両先生の作品の続きを楽しみにしていますheart04

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