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新国立劇場バレエ『ジゼル』昼・夜公演(6/24)※追記あり

休日を充実させるべく、がっつり見て参りました。

詳細は、後日の予定です。

小野さん、すごー!!




【7/1追記↓】


Img_0691
↑クリックすると画像が大きくなります。


<昼公演>

米沢さん&井澤さん主演です。

米沢さんのジゼルは、簡潔に言うと「正統派」です。
無駄な主張を一切そぎ落としたジゼルでした。

米沢さんといえば、その鉄壁のテクニックなのですが、もちろん、ひとつひとつのパは丁寧で正確なのですが、派手さを封印しているように見えました。
なので、幾分地味に見えるのも確か。
恥じらいと大人しさのある、可憐な少女。
狂気の場面は、失恋の悲しみで胸がつぶれてしまう少女の悲劇として表現していました。

ウィリになった時もそのジゼルは変わらず。
初めから、恋人を守る心優しきウィリでした。
表現のためだと思いますが、デベロッペの足もいつもより低く保ち、少女の性格を捕えて踊っていたと感じました。
また、人間の感情とウィリの世界は、空間は違ってもジゼルは一人、私だけなのだと納得させるような役作りでした。
ソロの部分の空中姿勢が綺麗でしたねえ。

井澤さん(アルベルト)は、サポートに丁寧に対応していて、特に2幕のウィリがふわっと浮くシーンは「うまい!」と思いました。
来季からプリンシパルに昇格なので、更に精進してもらいたいです。
今回は、ダンスより演技が目立っていました。
なので大人しいジゼルと双極でした。
また、猫背なのかな?と見えるところがありましたので、姿勢には(姿勢の見え方)気を遣っていただけると良いかもなと思いました。

ハンスの中家さんの存在感と足の綺麗さよ。
パ・ド・ドゥの奥村さんの素晴らしさよ。
奥村さん、なんで~主演ないの???
ひとりつま先まで綺麗で、ずるい~~~shine

そして群舞が素晴らしかった。
1幕の村人のワルツが揃い過ぎて貴族感が・・・coldsweats01
2幕のウィリたちは初日公演にもかかわらず、びっしっと揃っていました。素晴らしい。

よくぞここまで仕上げて初日を迎えたものだと、脱帽でした。
***********************



Img_0710
↑クリックすると画像が大きくなります。
<夜公演>

小野さん&福岡さん主演。

福岡さんのアルベルトは、所作が王子でした。
これは新人には出せない雰囲気ですね。
また、ドアをノックするについても音楽とマッチさせていました。
井澤くん、参考にするようにね~♪

そして小野さんのジゼル。
これは「圧巻」です。
少女の恥じらい、お転婆で村の人気者。
ハンスの求婚もはっきり断る気の強さ。

そして、愛の裏切り・・・。
信じていた幸せな世界の終焉がその瞳に見えるのです。
宙を見据える目には、見えない何かが宿り、「結婚しないまま死んだ女はウィリになる」という伝説のまま、少しずつ狂気の世界に足を踏み入れていく。
最後に天に向かって腕を伸ばし、アルベルトが抱きとめようとしても腕をすりぬけたとき、
  完全に向こうの世界に行った。

こときれ、崩れ落ちる体には、何も残っていない。それが解る。
「ジゼル」で久々に息を詰めて見守りました。

2幕のウィリは、初めのうちは完全にウィリであって、人間の心が残っているのかわからない感じでした。
そして、アルベルトの姿を見て、少しずつ思い出していく。
そんな過程が見えるジゼルでした。
だからこそ、ラストでアルベルトを完全に許したし、アルベルトも後悔と共に立ち直ることができるラストを表現できたと思います。



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今回は、異なる主演の公演を連続で見る贅沢な時間を過ごすことができました。
役作りが全く違って楽しかったです。(そう見えただけかもしれないけどcoldsweats01

また、機会があったら昼・夜公演トライしたいです。

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