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バラ1が帰って来た!(愛しのアルマン♪)

Kバレエ『海賊』、『FaOI in 幕張』の感想も書いてませんが、先にこちらを…♪



ゆづの来季のSPが、ショパンの『バラード1番』だということが、5月26日(金)のFaOI in 幕張で発表があったわけですが。


正直、SPは『レツゴ』持ち越しか、新作だと思っていたので、びっくりでした。


どうしてなんだろう?と思って、翌日のFaOIに行き、彼の覚悟を見てきました。


古林が行ったのは、幕張公演の2日目でした。
2年ぶりの『バラード1番』。


Bara1f
リンクはこちら(映像は3日目をお借りしてます)



ああ、なんだろう、この感じ。



そうなんですわ。



2年で少年の幼さが消え、青年になってしまっている。。。


Bara1s
2年前の映像はこちら



はぁぁぁ~、なんと評したら。







さてさて。



バレエ・ファンにとっての『バラード1番』といえば、ジョン・ノイマイヤー振付『椿姫』における、別れのアダーシオ(←古林命名)です。

そもそも、古林がここまでフィギュアスケート…いやいや、羽生結弦選手に前のめり突っ込みしているのも、このアダージオのおかげです。



椿姫ことマルグリットが、一度はアルマンの将来を思い別れ、しかし、自分が病を得て命が尽きようとしていることを知ったとき、自分の想いのままにアルマンに会いに行く。


そこで、ショパンの『バラード1番』が流れます。



Anies
画像はこちら



美しいですねぇ。
パリ・オペラ座バレエ団(POB)のエトワールだった、アニエス・ルテステュ…。
美人過ぎて、本当にマルグリットですよね。
ヴェールを取ったとき、アルマンに差し向けるまなざし、憂いを帯びた表情、全てが美しく哀しい。
アルマンのステファン・ビュリオン(ヴィスコンティ映画に出てきそうな美青年だ)が若くって、年の差カップル感満載。





物語は、マルグリットの裏切り(アルマンの父が画策した別れなのだが、彼は知らない)を怒りつつも愛を断ち切れず、二人はまた結ばれる。




二人が見る未来は、どこにあるのか。



それでも「愛」はそこにあって、純粋なのだ。





こちらは、元POBのエトワール(この時点では英国ロイヤル・バレエ団プリンシパルかな?)シルヴィ・ギエムとやっぱりPOBのエトワールだったニコラ・ル・リッシュ。
Guillen
映像はこちら


一音、一音まで、使ってます。
元々、ノイマイヤーは、音楽の使い方にこだわりがある振付家です。
ラストのリフトは圧巻のひとこと!





こちらは元POBエトワール、イザベル・シアラヴォラとハンブルク・バレエ(ノイマイヤーのところ)のアレクサンドル・リアブコです。
Izabel
画像はこちら


シアラヴォラの足が美し過ぎる。溜息…heart04
この足だけで、ご飯3杯…ワイン3杯飲めますね。





こちらは、踊っていたのは知っていたけれど、ボリショイ・バレエのプリンシパル、スヴェトラーナ・ザハロワとハンブルク・バレエのエドウィン・レヴァノフです。
Bolishoi
映像はこちら


ロシア人(ザハロワはキエフ出身ですが)の踊るマルグリットは感情が豊か。
(でも、最後まで髪が解けなかった…。乱れた結い髪も色っぽい)
また、ピアノもちょっと音の取り方が違うところがあって面白いです。
これを見て、ザハロワは今見ておかないといけないダンサーだなと実感。



他のダンサーのものもありますが、あまりにも美しいアダージオなので見入ってしまう。






そんな『椿姫』中毒の古林のところへやってやって来たのが、2014-2015シーズンの羽生結弦選手なワケです。


当然、ハマります。

ゆづがアルマンに見えました。

おかげで、上海までゆづの安否確認に行ったくらいです(いきなり上海ワールドに遠征)。



そんな『バラード1番』がオリンピック・シーズンに戻ってきて、しかも、大人になって帰って来た。




10代のアルマンは成熟していない少年のあどけなさが残っていた。




今のアルマンは、愛の苦悩さえも乗り越える強さを秘めた青年になっていた。




顔の陰影はやや直線的になり、背中は逞しくなった。




それでいて、あどけない昔を彷彿させる笑顔。




あああ、マルグリットの気持ちがわかりますよね!?
(誰に向かって問うているのか、自分?)


妄想してますがsweat02


ゆづはアルマンを演じているわけでもないし。






『バラード1番』はゆづにとっては、勝負曲。
世界最高得点を持っているSP曲であり、皆がその存在を認めている作品です。
どれだけ強い気持ちでこの曲に挑むのかと思いました。



何も言い訳など考えない、自分を貫く、決意。


天晴です。



FaOI in 幕張最終日のノーミス映像を見たとき、これがゆづのやりたかった『バラ1』だったのかもと思いました。





圧倒的な美しさ、強さ。



それは競技レベルを超えた、時間。



他の選手では、考えもつかない世界。



羽生結弦選手はわれわれの前に、それを差し出そうとしている。



この至福の時間(とき)をどうして受け取らずにいられようか。




2017-2018シーズンは、きっと忘れられないシーズンになると思います。
今から覚悟を決めて、その時を迎える心の準備をしようと思います。




ゆづ、ありがとう。



あなたの宝石が、輝きますように!






PS。平昌オリンピック開催中にハンブルク・バレエ団が『椿姫』を持って来日します。
ううむ、どーなんだ、この日程。
NBS的にヤマを当てたのか、外したのか?
ゆづファンの古林としては、オリンピックと『椿姫』どっち?、と問われたら、オリンピックなんですけど。
パンフにゆづの名が載っていないかだけ気になるので、パンフだけ誰かに買ってきてもらおうかなあ?
 

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コメント

古林さん こんにちは。

働いていた時は時間がなくて観られず(お金はなんとかなったかな(笑))、今は年金暮らしなので、アイスショーは悪魔の誘い(ダメダメと独り言を言いなから^^;)をけって、試合にチケット取りをかけてるおばさんです(^o^)。

NHK杯、フィナル、全日本と続きますが・・ファイナルだけはなんとしても(縁がある名古屋なので)チケットとらねばと今から息巻いてます(笑)。
高額チケットには手を出しません(っていうか手が出ません^^;・・トホホ)。

>スポーツ選手もそうですが、ダンサーも旬のうちに見ておかないと、全盛期を逸してしまうので、機会を捕えて見ようと思っています。
これ大事ですよね。
おおいに頑張ってください(^_^)/。

そうそう熊川さんが 「ローザンヌ国際バレエ」での金賞(大賞かな)をとった15歳の時、テレビで見てましたよ。あの辛辣な解説マダムがベタ褒めしてたのおぼえてます。

返事はお気になさらずに。

新潟、楽しんできてくださーい♪。

>菊べえさん、メッセージありがとうございます。

本当に2017-2018シーズンが今から待ち遠しいですよねheart04

>羽生くんはやってくれるでしょう!!

という、力強いお言葉をありがとうございました。
信じて待っています!
今週末、FaOIに行って、また、ゆづの『バラード1番』を確認してきま~す!


それと、アシュトン版の『ロミオとジュリエット』のお話をありがとうございました。
すみません・・・この版は見たことがなく・・・sweat01
今度、探してみますね。

『マルグリットとアルマン』のお話をうかがって調べてみたら、この作品は元々マーゴ・フォンティーンとルドルフ・ヌレエフの為に振付られたものだったんですね(知らなかった・・・勉強不足!coldsweats02
私もお二人の映像を探して見てみますね。ありがとうございました。

熊川さんの『カルメン』をご覧になっているのは羨ましいですheart04
私は生で見たことがなく、ビデオのみです。
もう、熊川さんもほとんど踊らなくなってきているので、踊っているうちに見ておかないとなあと反省。
最後に踊るお姿を見たのは、Kバレエの『海賊』のアリですよ。
随分、見てないなあ。。。

Kバレエは、見て“あらぁ?”といったはずれがないところが凄いです。
日本のバレエ団でプロと言えるのは3つくらい(と勝手に思っている)・・・のうちの一つがKバレエです。

スポーツ選手もそうですが、ダンサーも旬のうちに見ておかないと、全盛期を逸してしまうので、機会を捕えて見ようと思っています。

なので財布の紐は・・・すでにないで~す(考えてないかも~)。
フィギュアスケートに関しても、紐ないんで・・・sweat02

とりとめのないお話をしてしまい、申し訳ありません。
更新がカメの当ブログですが、お時間の空いた時に思い出していただけたら、ぜひ来てくださいねconfident

古林さん こんばんは。

拙ブログにおいでいただきありがとうございました。
お言葉に甘えてまいりました~。

羽生君がアルマン・・・なんてロマンチック!!
なるほどバラ1の曲がアダージオで流れれば♡。

私がバレエに嵌ったのは(バレエは習っていません)35年ぐらい前にコペントガーデンで上映されたアシュトン振付のマーゴとヌレエフの「ロミオとジュリエット」の映画を市民会館で観てからです。
もう素晴らしくて・・・40代とは思えぬマーゴジュリエットの14歳の初々しさ、瑞々しさの表現がバルコニーのシーンの前から感じられ、また愛を知ってからの表現の違いにも驚き、ヌレエフの若さと美しさ、跳躍に圧倒され虜になって画面を観ていました~。

実は2人のビデオを随分前に買い求めました。
「フォンテーンとヌレエフ空極のパートナー」。この中に「マルグリットとアルマン」がありますがリストの曲が流れます(詳しく書いてなくてリストと字幕)スタジオ収録バレエです。
こちらのブログみまして久しぶりにビデオ観ましたが素敵でした~♪

バレエを生でみたのは1回だけ^^;、熊川さんの「カルメン」のみ。
ですからあまりくわしくはないです。

>2017-2018シーズンは、きっと忘れられないシーズンになると思います。
同意です。
羽生君はやってくれるでしょう!!


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